メトロコマース事件の東京高裁判決 契約社員の退職金格差は違法
投稿日:2019年4月1日(月)
東京地下鉄(東京メトロ)の売店で働く契約社員ら女性4人が、正社員との待遇格差が不当だとして、東京地下鉄の小会社・メトロコマースに対して手当の差額などの支払いを求めた裁判で、東京高裁は2月20日、訴えの大半を棄却した東京地裁の1審判決を変更し、退職金の格差は違法とする判決を下しました。
約10年と長年勤務していた契約社員に功労報償の性格を持つ退職金を支給しないことは不合理だとして、同社に対し、原告2人への賠償を命じました。