平成28年1月からスタート「マイナンバー法」が成立
投稿日:2013年7月1日(月)
国民一人ひとりに番号を割り振って、所得や納税実績、社会保障に関する個人情報を一元的に管理する「マイナンバー制度」に関する法律が、5月24日の参院本会議で可決、成立しました。
マイナンバー制度が導入されると、年金などの社会保障給付の手続きで、住民票や納税証明書といった書類を添付する必要がなくなり、手続きの際の負担を軽減することができます。
また、税金の確定申告では、社会保険料控除の対象となる保険料や税務署が把握している所得の情報などがマイナンバーを通じて自宅のパソコンなどで確認できるようになるので、より簡単、正確な申告ができるようになります。
一方で、個人情報の漏洩や番号の不正取得による悪用を防止するため、情報の取り扱いを監視する第三者委員会を設置することなども盛り込まれています。
マイナンバーの利用は、平成28年1月から開始されることになっています。