死者数は過去20年で最多 2022年の労働災害発生状況を公表
投稿日:2023年9月4日(月)
厚生労働省が公表した2022年の労働災害発生状況によると、労働災害による死亡者数は過去最小の774人(前年比4人減)でした。
一方で、休業4日以上の死傷者数は13万2355人(前年比1769人増)と過去20年で最多。
これを重点業種別に見ると、陸上貨物運送事業が1万6580人、小売業が1万6414人、社会福祉施設が1万2780人などとなっています。
また、事故の型別では「転倒」(3万5295人)と腰痛等の「動作の反動・無理な動作」(2万879人)で全体の4割超を占めています。
※新型コロナウイルス感染症のり患による労働災害を除く。