プライバシーマークの更新辞退について
投稿日:2024年5月7日(火)
令和6年5月1日
関係者各位
大阪市西区北堀江1-22-20 北堀江ファーストビル
社会保険労務士法人 労務管理・経営管理 中村事務所
個人情報保護管理者 古川 雅也
プライバシーマークの更新辞退について
当事務所では、2016年5月にプライバシーマークを取得した後に、3度の更新を経て、合計8年にわたり、同認証の維持に努めて参りましたが、この度、プライバシーマークの更新を辞退しましたことをご報告させて頂きます。
当事務所では、2016年にマイナンバー制度が導入されることとなり、顧問先企業の従業員の個人情報をお預かりする責任の重さと、マイナンバーの厳しい管理基準等もあり、より良い個人情報の管理体制を構築する必要性が急務と考え、プライバシーマークを取得することとしました。
プライバシーマークの取得後も、運用・更新を行う過程において、個人情報の流れを可視化し、個人情報管理体制を定期的に見直すことで、当事務所の個人情報管理に対する体制・意識が高まったと認識しています。
しかし、近年の情報の多様化や業務の効率化が図られるなか、プライバシーマークの維持・更新の作業との間に乖離が大きくなり、本来、個人情報保護を目的としたプライバシーマーク維持・更新の作業が「プライバシーマークを維持するだけの作業」としての負担が増大しており、これが更新辞退の主な理由です。プライバシーマークの更新辞退にはメリットとデメリットが存在しますが、更新にかかる労力とコストを考慮した結果、更新を辞退することが最善の選択と判断しました。
今後も当事務所として、個人情報保護体制は維持していき、個人情報の適切な管理と保護には引き続き努めてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。。