保険料納付猶予の対象拡大 国民年金関連の改正法が成立
投稿日:2014年7月1日(火)
国民年金の保険料の納付に関する制度を一部見直すことなどを柱とした改正国民年金法などの関連法が6月4日、参院本会議で可決、成立しました。
保険料の納付を猶予する対象者を、時限措置として従来の30歳未満から50歳未満に拡大するほか、保険料を特例的に10年前までさかのぼって納付できる制度が平成27年9月で終了するのに伴い、同年10月からは、3年間に限り過去5年分まで納付できる措置が新たに設けられます。また、延滞した保険料などにかかる延滞金の利率を軽減することなども盛り込まれています。
改正法は平成26年10月1日から順次施行されることになっています。