平成19年9月分から厚生年金保険の保険料率が改定されます。
投稿日:2007年9月1日(土)
平成16年の法律改正により、厚生年金保険の保険料率は、平成29年9月まで、毎年、改定される(前年度の保険料率に0.354%加算される。)ことになっています。
今回、改定された厚生年金保険の保険料率は「平成19年度9月分(同年10月納付分)から平成20年8月分(同年9月納付分)まで」の保険料を計算する際の基礎となります。
保険料率
一般の被保険者の方(厚生年金基金加入員を除く)
現行 14.642% ⇒ 平成19年9月分~ 14.996%
坑内員・船員の被保険者の方(厚生年金基金加入員を除く)
現行 15.704% ⇒ 平成19年9月分~ 15.952%
農林漁業団体の事業所の被保険者の方
現行 15.412% ⇒ 平成19年9月分~ 15.766%
- 厚生年金基金に加入する方の厚生年金保険の保険料率は、上記の一般の被保険者又は坑内員・船員の被保険者の区分に応じた保険料率から、基金ごとに定められている免除保険料率(2.4%~5.0%)を控除した率になり、次の範囲内で基金ごとに定められています。
- 厚生年金基金に加入する一般の被保険者の方 9.996% ~ 12.596%
- 厚生年金基金に加入する坑内員・船員の被保険者の方 10.996% ~ 13.596%
- 免除保険料率及び厚生年金基金の掛金については、加入する厚生年金基金にて確認してください。