23年度は過去最低 国民年金保険料の納付率58.6%
投稿日:2012年9月1日(土)
厚生労働省と日本年金機構がまとめた国民年金保険料の納付状況によると、平成23年度の納付率は58.6%で、前年度より0.7ポイント減少し、過去最低となったことがわかりました。
過去分の納付が可能な2年が過ぎて確定した平成21年度分の最終納付率も65.3%で、最終納付率の統計を始めた平成14年度分以降では最低の水準となっています。
納付率低下の要因としては、納付率の高い高年齢者の割合が低下したこと、収納事業の一部を民間に委託する「市場化テスト」における対策が十分な効果を上げられなかったこと、第三号被保険者の不整合記録問題への対応などが考えられています。