24年の「障害者雇用状況」障害者雇用率1.69%、過去最高を更新
投稿日:2013年1月28日(月)
厚生労働省はこのほど、平成24年の「障害者雇用状況」の集計結果を取りまとめました。
6月1日現在での民間企業の雇用障害者数は38万2,363.5人で、前年より4.4%(16,164.5人)増加。実雇用率は1.69%で0.04ポイント上昇し、いずれも過去最高を更新しました。
また、1.8%の法定雇用率を達成している企業の割合は46.8%で、これも前年より1.5ポイントの上昇となっています。
産業別の実雇用率では、「医療、福祉」(1.98%)、「生活関連サービス業、娯楽業」(1.94%)、「電気・ガス・熱供給・水道業」(1.87%)、「製造業」(1.81%)の4業種で法定雇用率を上回っています。
なお、法定雇用率は平成25年4月1日に改定されることになっており、民間企業の場合は1.8%から2.0%に引き上げられます。