毎年勤労統計調査(速報) 「残業代」が6ヵ月連続の減少
投稿日:2013年6月28日(金)
厚生労働省が5月1日に発表した3月の毎月勤労統計調査(速報)によると、残業代などの所定外給与は18,778円で前年同月に比べて3.7%減と、6ヵ月連続で減少したことが分かりました。
一方、基本給などの所定内給与は241,922円で同0.8%減。これにより、賞与など特別に支払われる給与を除いた「きまって支給する給与」は同1.1%減の260,700円となっています。
この調査は、従業員5人以上の事業所を対象に実施されているもので、同省では、株式市場などの好調を反映して大企業を中心に一部の業種では給与に持ち直しの動きもあるが、まだ限定的であるとみています。