社保審の医療保険部会 標準報酬月額の上限引上げを提案
投稿日:2014年12月5日(金)
社会保障審議会の医療保険部会は、医療保険制度改革の一環として、会社員などの保険料や給付の基準となる「標準報酬月額」の上限を引き上げるなどの見直し案を提示しました。
高所得者層の保険料負担の増加を図るため、上位の区分を4つ追加し、上限を現在の「121万円(47等級)」から「145万円(51等級)」に引き上げる案としています。実施されれば、約19万人が見直し後の最高等級に該当し、約700億円の増収が見込まれるということです。
厚労省は、医療制度改革関連法案を来年の通常国会に提出する方針です。