平成26年度「過労死等の労災補償状況」精神障害の労災認定が過去最多
投稿日:2015年8月6日(木)
厚生労働省はこのほど、平成26年度の「過労死等の労災補償状況」をまとめました。
過重な仕事が原因で発症した脳・心臓疾患の労災請求件数は763件で、前年度と比べ21件(2.7%)減少。一方、仕事による強いストレスなどが原因で発症した精神障害の労災請求件数は1456件で、同47件(3.3%)増加しました。このうち、労災認定されたのは497件と同61件(14.0%)増加し、請求件数および認定件数はともに過去最多となっています。
また、精神障害の労災補償状況を年齢別にみると、請求件数、認定件数ともに40歳代(454件、140件)が最も多く、次いで30歳代、20歳代の順となっています。