物価・賃金スライドは実施せず 28年度の年金額は据え置き
投稿日:2016年3月19日(土)
厚生労働省はこのほど、平成28年度の年金額について公表しました。
年金額改定の指標とされている27年平均の全国消費者物価指数がプラス0.8%、名目手取り賃金がマイナス0.2%の変動となったことを踏まえ、年金額の改定ルールに基づく改定(スライド)は行われず、28年度の年金額は据え置きとなります。
ただし、昨年10月に施行された「被用者年金一元化法」により、端数処理がこれまでの100円未満四捨五入から、1円未満四捨五入に改められたため、月額で数円の増減を生じることがあるとしています。