地域別最低賃金額改定の目安を提示 全国平均で24円引上げへ
投稿日:2016年9月15日(木)
平成28年度の地域別最低賃金額改定について、中央最低賃金審議会は7月28日、引上げ額の目安を示す答申を取りまとめました。
各都道府県をA~Dの4つのランクに区分けし、地域別最低賃金の引上げ額の目安は、Aランク25円、Bランク24円、Cランク22円、Dランク21円で、昨年度と比べてA~Cランクが6円、Dランクが5円高い引上げ幅となっています。
これにより、引上げ額の全国加重平均は24円(昨年度は18円)、引上げ率は3.0%(同2.3%)となり、目安どおりに決定されれば、最低賃金が時給で決まるようになった平成14年度以降で最大の引上げとなります。