短時間労働者の被用者保険適用でロードマップ示す 更なる適用拡大を31年9月までに検討
投稿日:2017年6月1日(木)
社会保障審議会の医療保険部会は4月26日、政府の「働き方改革」の実行計画に基づき、保険分野での具体的な施策及びそのロードマップ(工程表)の案を示しました。
健康保険など被用者保険制度に関しては、短時間労働者の処遇改善のため、平成31年9月までに更なる適用拡大について必要な検討を行い、その結果に基づいて必要な措置を講ずることとしています。
また、複数の事業所で働く人は、合わせて労働時間が週20時間以上になっても雇用保険や社会保険の被保険者とならないといった現状を受けてその保護や、副業・兼業の普及促進のため、雇用保険や社会保険の公平な制度の在り方や、労働時間管理及び健康管理の在り方について、検討を進めるとしています。