中央最低賃金審議会が答申 最低賃金、全国平均で25円引上げへ
投稿日:2017年9月1日(金)
中央最低賃金審議会は7月27日、平成29年度の地域別最低賃金額改定について、引上げ額の目安を示す答申を取りまとめました。
各都道府県の経済実態に応じてA~Dの4ランクに区分し、引上げ額の目安はAランク26円、Bランク25円、Cランク24円、Dランク22円で、全国加重平均は25円(昨年度は24円)となっています。目安どおりに決定されれば、最低賃金が時給で決まるようになった平成14年度以降で最高額の引上げとなります。
今後は、各地方最低賃金審議会がこれを参考に審議を行い、各都道府県労働局長が地域別最低賃金額を決定することになります。