中小企業の雇用状況に関する調査 中小企業、66.1%が賃上げ実施
投稿日:2017年12月11日(月)
経済産業省はこのほど、「中小企業の雇用状況に関する調査」の集計結果を取りまとめました。
平成29年度に正社員一人あたりの平均賃金を「引き上げる、または引き上げた」と回答した中小企業は66.1%で、前年度を7.1ポイント上回る結果となりました。
賃金の引上げ方法(複数回答)としては、「月齢給与の引上げ」を実施した企業が92.0%(前年度91.3%)、「賞与・一時金の増加」が24.9%(同23.7%)となっています。
引上げの理由(複数回答)としては、「人材の採用・従業員の引き留めの必要性」が最も多く49.2%、次いで「業績回復・向上」が34.3%、「他社の賃金動向」が21.6%となっています。