副業・兼業を原則容認に 厚労省が「モデル就業規則」を改定へ
投稿日:2018年2月1日(木)
柔軟な働き方に関して議論を進めている厚生労働省の検討会は、現在は労働者の副業や兼業を原則禁止としている同省の「モデル就業規則」について、これを原則容認する方向で改定する案を提示しました。
現行のモデル就業規則では、労働者の遵守規定において副業・兼業は「会社の許可なく行ってはならない」とした禁止事項とされていますが、改定案ではこの規定を削除して、新しく副業・兼業に関する条項を設け、勤務時間外であれば事前の届出により行えるとしています。
ただし、遵守規定における職務専念義務の違反や不正行為などがあれば、会社は、これを禁止または制限することができるとしています。